みなさんこんにちは、橘ちとせです。
今回はドイツ留学には欠かせない手続き「住民登録」について、フランクフルトでの例を詳しくご紹介していこうと思います!
留学する方の滞在方法で最も主流なホームステイと寮に入るパターンを取り上げていますが、ご自分で部屋を借りられる場合も同じ流れですので是非参考にしてくださいね!
目次
1. Wohnungsgeberbestätigungを手に入れる+サインをもらう
まずは手ぶらでBürgeramtに行き、インフォメーションで住民登録をしたいと伝えましょう。
フランクフルト市内管轄のBürgeramtと営業時間はこちらから確認できます。
ドイツに来たばかりで言語に自信がない場合は英語でも大丈夫です!
するとWohnungsgeberbestätigung(ヴォーヌングスゲーバーベシュテーティグング)という用紙をくれるので、一旦家に帰ります。
*私のように引きこもりで取りに行くのが面倒な人はこちらからダウンロードして印刷してもOK!
ホームステイの場合
家の持ち主(ホストファミリー)にWohnungsgeberbestätigungの用紙を渡し、必要事項を記入してもらいましょう。
留学期間中ずっとそこにステイする予定なら「住民登録したいから記入してください」と伝えればそのまま書いてくれるはずです。
しかし1ヶ月だけなどステイ期間が限られていてその後学生寮等に引っ越す予定がある人は「引っ越したら住所を変更するから、とりあえず1ヶ月間ここの住所で住民登録させて欲しい」と伝えましょう!
ちなみにフランクフルトに3ヶ月以上滞在する予定がある人は14日以内に住民登録を済ませる必要があるようです。
「引っ越し先で登録したら?」と言われたらこのルールを説明して納得してもらいましょう。
学生寮の場合
フランクフルトにおける大抵の学生寮はStudentenwerk Frankfurt am Mainなどの仲介業者を挟んで契約すると思いますが、この契約の際に賃貸契約書とWohnungsgeberbestätigungを貰えます。
住民登録はWohnungsgeberbestätigungだけでできますが、不安な方は賃貸契約書も一緒に持っていくといいかもしれません。
2. 必要書類を持ってBürgeramtへ
書類が完成したら再度Bürgeramtに行き、今度こそ住民登録の申請をします。
フランクフルトではホームページから予約を取れるので、都合のいい日に予約をしておくと待たずに申請することができますよ。
予約はこちらの右下にあるONLINE-TERMINEから。
・パスポート
持ち物はこの二つだけ。
予約をした場合はインフォメーションでチェックインし、呼ばれるのを待ちます。
担当の女性が日本語話者だったラッキーな体験談
私も先日DornbuschのBürgeramtで住民登録を済ませたのですが、アポなしで突撃したら2時間も待ちました。
なかなか予約が取れないのでネックな部分もありますが、都合がつくなら予約を取ってから訪問することをおすすめします!
DornbuschのBürgeramtはこんなところ。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Frankfurt_Dornbusch_B%C3%BCrgeramt_02.jpg
分かりにくいですが、HAUS DORNBUSCHとある下のところに入口があります。Bürgeramtのオフィスは3階です。

Bürgeramtオフィス入口
中に入ると目の前にAnmeldung(住民登録)を書かれた看板がぶら下がっているので真っ直ぐ進み、インフォメーションカウンターで住民登録に来たと伝えましょう。
と言えば分かります。
そして必要書類が揃っているかチェックされ、OKであればWartemarkeを貰えます。

Wartemarke
ご覧の通り、オープンから9分後でも既に18番目でした。予約の方もいるので結構待つことになります。(私の場合2時間)
順番が来ると待合室のモニターに自分の番号が表示され、ポーンという音と共にどのカウンターへ行けばいいのか知らせてくれます。
荷物を全部持って案内されたカウンターへ向かい、再度住民登録がしたい旨を伝えましょう。
私の担当をしてくれた方はとても優しい女性で、「ドイツのお役人は怖いっていうからな〜」と怯えていた私はとても驚きました。
拙いドイツ語で話していると、なんとその方が「郵便受けに名前は貼ってありますか?」と日本語で質問してくれたのです!!
びっくりどころの騒ぎではなかった。驚きすぎてちょっと固まりました。笑
ほとんどのやり取りはドイツ語でしたが、最悪日本語も伝わるという安心感はとても大きかったです。
いつもいらっしゃるかどうか保証できませんが、もし「Dornbuschで住民登録をするけどドイツ語に自信がない」という方はインフォメーションで日本語ができる方がいるか聞いてみるといいかもしれません!
手続き自体は10分もせず完了しました。
参考までに:住民登録で聞かれた質問
最後に住民票の住所、パスポート情報などデータの確認をして終了です!
*信仰に関する質問ですが、ここでは教会税を納める必要があるかどうかを確認しているようです。
まとめ
・必要なのはWohnungsgeberbestätigungとパスポート
・可能ならオンラインで予約を取っておこう
・Dornbuschには日本語OKな職員さんがいるかも!
・住民登録で聞かれそうな情報をドイツ語で伝える方法を把握しておこう
以上、フランクフルトでの住民登録についてでした!
*あくまで私の例をもとにお伝えしていますので、情報収集における最終的な判断はご自身でお願いします。
橘
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